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マルシンハンバーグ/食の記憶

マルシンハンバーグ/食の記憶
マルシンハンバーグ/㈱マルシンフーズ 1960年

「マルシン,マルシン,ハンバアグ」 .
昭和30年代から40年代にかけて,TVのCMでおなじみの曲だった.

子供のころ,田舎でハンバーグといえば,これ.
田舎で食べられる唯一のハンバーグだったのだ.
当時,田舎では,手作りハンバーグなどというものは考えられなかったからだ.

少年は,もちろんハンバーグが好きだった.
田舎の商店に売っていた.
母もよく買ってきてくれた.
今のパッケージと同じようなデザインで,鑞紙のような袋に入っていた.
袋から取り出すと,ハンバーグの回りには白いラードが塗られていた.
あとはフライパンで焼くだけだ.
その実態は,魚肉などを使ったもののようだ.

カゴメのウスターソースをかけて食べる.
定番の食べ方だった.
田舎者の少年は,その後もずっと,ハンバーグとはマルシンハンバーグのような味の食べ物だと信じていたのだ.

ところが,その後・・・.

大学に進学して大都会の下町で一人下宿生活を送った僕は,その誤解を知ることになるのだ.
洋食屋で食べたハンバーグは,マルシンハンバーグとは似ても似つかぬものだったのだ.
その旨いこと,旨いこと.
ハンバーグとは,こういう食べ物だったのだと,つくづく思った.
その時の衝撃は,今も忘れていない.
(2006/7)

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