カレークッキング/インドカレー
インセンティブ incentive
40歳に近づいたころ,週末に自分で手作りカレーを作るようになった.
少年のころ,カレーライス狂いだった僕は,インスタントでは満足できなくなったのだ.
カレーが少年時代のトラウマとなっていたのだ.
おいしいカレーが食べたい.
そんな思いが僕をカレー作りに走らせた.
最終目標は,少年のころに食べた昔懐かしい洋食屋のカレーを自作することだ.
しかし,まずは,カレーの原点であるインドカレーから勉強を始めてみよう.
テキスト textbook

はじめてのインドカレー作りに手頃なテキストを見つけた.
インドのムンバイ出身のインド家庭料理研究家ミラ・メータさんが書いた「はじめてのインド料理」(文化出版局)というインド料理本だ.
この本には,「HEALTHY WAY TO INDIAN COOKING」という副題がついている.
少しメタボ傾向が現れ始めた時期でもあった.
カレーは健康食でもある.
スパイスはことごとく薬である.一石二鳥だ.
ミラさんは,1974年にご主人の仕事の関係で来日された.
東京南青山で「ビンディ」という店を経営され,料理教室も開かれていた.
日本にインド料理を広めた功労者との評価もある.
一度,お店のチキンカレーを食べたことがある.
家庭的なやさしい味のおいしいカレーだった.
しかし,2005年の秋ころだったろうか,再度,お店に食べに行こうとしたやさき,店を閉められた.
体調を崩されて帰国されたようだ.僕のインドカレー造りのお師匠さん.
とても残念だった.
このテキストは,レシピが具体的でわかりやすい.
書いてあるとおりに作るだけでおいしいインドカレーが作れるのだ.
初めて作ったときに驚いた.
とてもいい本なのだ.
僕の現在のレシピは,この本にあるレシピに好みのアレンジを加えたもの.
なお,ダンチューでは,何回かカレーの特集をしている.
参考になる.
スパイス spice

カンドカレーの命はスパイスだ.
ハウスやヱスビーなどからもスパイスが販売されている.
だが,なるべく良質なスパイスを使うとすれば朝岡スパイスだ.
僕は,最初からこれを愛用している.
コリアンダー,クミン,ブラックペッパー,レッドペッパー,ターメリックの基本スパイスのほかに,ナツメグ,クローブ,カルダモン,パプリカ,ガラムマサラといったスパイスだ.
その他に,フェネグリーク,フェンネル,シナモンなど約15種類くらいのスパイスを適当に混ぜたミックススパイスを使っている.
これに加えて,辛いインドカレーが好きな僕にとっては,ピンダルーペースト,グリーンマサラペーストも必需品だ.